2014年01月28日

未完少女ラヴクラフトシリーズ

クトゥルフに興味があるから読んでみた。

表紙は知る人ぞ知る、クトゥルフの翻訳本のオマージュで、
分かる人には恐ろしく印象に残る本です。

作品自体は現代。
異世界に飛ばされ、様々な神話や空想世界が入り交じったカオスな世界。
ラヴクラフトの世界観が大きく混ざっているらしく、
それっぽい雰囲気が結構出ているっぽいです。

ラヴクラフトのオマージュと聞いていたわりに、
残酷度は比較的低いと思いますが
時折かなり残酷で残虐な感じの表現が出てきます。
その時折の残酷度がかなり大きいので、興味がある人は少し気をつけるべきでしょう。

・話がちょいちょい想像出来ない描写が多い
 冒涜的なとかクトゥルフ的な表現が出てくるのですが、
 それが少し多すぎて、“化物が出てきた”と言っているけど、どんな化物なのか想像出来ない事が多い
・ライトノベルとしては若干未完成というか、長い文章の書き方が甘い
 長い小説でも読ませる力がある作家ってのもいるんだけど、
 この黒史郎という方は長い小説を読ませる能力はまだ高くないという感じですかね。
 話のシーン転換が分かり難かったりと、
 長く読むには少し文章が分かり難い所が出てきます。
・キャラ特殊能力が分かり難い
 能力自体は分かりやすいけど、どうやって使っているのかというのがなんか分かり難かったと感じました。
 本から知識や魔術形体を取り出すとか、よく分からないすごい何かとか、悪口で心を折るとか、
 分かりやすいけど分かり難いという感じが
・だが、話の展開がうまい
 化物みたいなのが出てくる、街で事件が起きる、地下に下りるとそこにはとか・・・
 起承転結の転が想像の斜め上で出てくる事が多いので、
 その辺り評価高いです。

現時点で2巻まで、

1巻では細かいフラグを回収して、最後には“こういう神話が存在しているのか”と思わせるような舞台設定が出てきます。

2巻ではそのフラグ回収が想像を大きく超える形で回収されて、
これはうまく3巻につなげようとしてるんだなと分かります。

非常に次の巻が待ち遠しい。

でも、このスマッシュ文庫ってジュンク堂でも滅多に並んでないんだよね。
普通の本屋では取り扱ってさえいないんじゃないかって超マイナーどころで、
店員さんに倉庫から出してもらってやっと手に入ったレベルなんで、
並んでなかったら店員さん案件になってしまうw
posted by 迷い猫 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書続き(図書館) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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